仏教保育
あかるく・ただしく・なかよく
このシンプルな3つの言葉に、仏教保育の目指す理想の姿が集約されています。
仏教では、「仏・法・僧」の3宝を敬うことを大切にしています。
仏とはお釈迦さま、法とは真理、僧はお坊さん達のことです。この3つの宝を、保育に合わせてやさしく言い換えたのが「明るく・正しく・仲良く」ということになります。
- あかるく(仏)
- お釈迦様は、すべての人を救いたいという理想に向かって前向きに生きられた。前向きとは明るいということ。子どもたちにも前向きに明るく、未来に向かって過ごしてほしい。
- ただしく(法)
- 仏教では、絶対者(神)を置かず、すべてが相関わって成り立っていると考えます。正しさも絶対ではなく関係であり、見方によって変わることもあると考えます。偏らない公正公平なまなざしで子どもたちを見守ります。
- なかよく(僧)
- 理想のもとに集う僧侶集団のことをサンガと言います。子どものために集う私たちは、保護者も教員も園長もバスの運転手も、仲良く協力して子どもの育ちを支えるサンガを理想とします。