小さな配慮
小さな子たちの現場に関わっていると、「小さな」振る舞いに、「大きな」以上の豊かさを感じることがたくさんあります。
こちらは、一人の子から始まった道路づくり。
ミニカーで遊ぶのかな?
1人の子の素敵な遊びは、友達を魅了し巻き込みます。
すると今度は保育者が、丸棒や板がないかと尋ねてきました。
どうやら、木で標識を作って、こどもの遊びをさりげなく応援しようと考えたんですね。
こどもの小さな発見や挑戦を大事にして、そのことを一緒に楽しみつつさりげなくサポートする保育がちゃんとできていて嬉しく思いました。
大事なのは、「さぁみんなで道路つくりましょう!」とか「街にしましょう!」と大きな声で号令をかけてこどもをコントロールすることではありません。
むしろ一人ひとりの心が通う保育をするには、小さな営みを大事にし合うことだと私達は考えています。
園長